
英検2級を受験したいけど、検定料ってどうなっているのかな。



私も準2級を受験する予定。先生、検定料ってどこで受験しても同じなの?教えてください。
今回の記事はこの様なお悩みや疑問を解決します。
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- 従来型試験とS-CBT試験について
- 本会場と準会場について
- 英検2級の値段(検定料)について
- 英検準2級の値段(検定料)について
今回の記事は、英検2級と準2級の値段(検定料)を徹底解説【2022年度保存版】というテーマでお話します。
「同じ試験なんだから、どこで受験しても検定料は同じ」この様に考えている人も中にはいるのではないでしょうか。
結論からとなりますが、2級、準2級共に、どの様に受験するかによって値段(検定料)は異なっております。
そこで、本記事は、どの様な受験方法があるかをご案内すると共にそれぞれの値段(検定料)について詳しく解説していきます。



記事の最後の方では、去年の値段(検定料)も記載しております。2022年度は安くなっておりますので、その点もご確認ください。
それでは見ていきましょう。
この記事は2022年度版の記事となります。ご注意ください。
はじめに
公益社団法人日本英語検定協会から、実用英語技能検定の各種試験(従来型試験・S-CBT試験)の値段(検定料)が発表されました。
2021年度はコロナ禍の影響によって、試験にかかる各種原価が高騰してしまったため、値段が高くなっていました。
2022年度は今後の収支におおよその目途が立った状況で、値段が低く設定されたようです。
一定期間はコロナ禍の影響が及ぶことが想定されるため、従来型英検が実施される主な試験会場が、従来の本会場から準会場へとシフトされています。
一人でも多くの受験者が「準会場」へと分散することによって、受験できるようにするための施策の一環とされているようです。
値段は「本会場」より「準会場」の方が、比較的安価で受験することが可能となっています。
英検を受験する方法が多種多様化していることによって、値段も異なって設定されているため、混乱している方も中にはいるのではないでしょうか。
そこで英検2級と準2級の値段についてわかりやすくまとめてみました。じっくりとご確認ください。
【英検2級・英検準2級】従来型試験について
一次試験でリーディング・リスニング・ライティング技能が測定され、通過した方のみが二次試験で面接式スピーキングテストが行われます。
なお、問題冊子・解答用紙については紙が使用されます。
ダブル受験とは
同じ試験日と会場で実施される級で、隣接している2つの級を同時に受験することをダブル受験といいます。
団体で申し込む場合は、2つの級でそれぞれの人数をカウントして、願書が2枚必要となるのです。
なお同一級における重複の受験はできないため、もし重複して受験した場合は両方とも無効となってしまうので、注意することが必要です。
「本会場」と「準会場」の違い
本会場とは、全国47都道府県の約230都市・海外4都市に設置されている公開会場です。
海外4都市はイギリス(ロンドン)・アメリカ(ニューヨーク・ロサンゼルス・ホノルル)の公開会場となっています。
試験日・検定料・申込方法については日本国内とは異なっているため、詳しくはそれぞれの海外受験会場案内サイトで確かめておくといいでしょう。
個人で申し込みをされた方・団体で本会場の申し込みをされた方は、本会場での受験となります。
申し込みをした際に希望する受験地を選択可能となっていますが、試験会場の指定はできません。
希望している受験地が満席となってしまった場合は、他の受験地へと変更される場合もありますので、あらかじめ了承しておきましょう。
準会場とは、日本英語検定協会から認定された団体が設置している試験会場です。
受験される方が所属している団体(学校・塾・企業など)から団体で申し込みをされた方が、認定された団体が設置している試験会場で受験することを、準会場受験といいます。
準会場で受験される場合は、試験日程などに関する詳細については、所属している団体の英検担当者へ直接確かめるようにしてください。
2022年度は2021年度と同様に、一次試験と二次試験の両方を「本会場」・一次試験のみ「準会場」で二次試験は「本会場」・一次試験と二次試験の両方を「準会場」・一次試験のみ「本会場」で二次試験は「準会場」で受験する4パターンとなっています。
「準会場」と「本会場」の組み合わせパターンが増え、それぞれで値段も異なります。
どういったパターンで受験するかをしっかりと確かめておきましょう。
【英検2級・英検準2級】S-CBT試験について
S-CBT試験は1日で4技能を測定できる試験ですが、英検(従来型)と同様の級・スコアとして扱われています。
英検との併願が可能となっており、全国47都道府県の78エリアに設置されているテストセンターで原則毎週実施されている試験です。
英検は年間に3回実施されていますが、S-CBT試験は試験日が多くなっているため、都合にあわせて受験日を選べるのです。
PCの画面上に問題内容が表示されます。
リーディングは選択肢をマウスでクリックすることで、解答する方式です。
リスニングは装着したヘッドセットで音声を聞いた後に、選択肢をマウスでクリックして解答します。
ライティングは解答用紙へ記述する筆記型と、キーボードを使用して解答を入力するタイピング型のいずれかを選択する方式となっています。
スピーキングは装着したヘッドセットで、解答を録音する吹込み方式です。
なお、出題内容・難易度・採点基準については、英検(従来型)と変わりはありません。
英検2級の値段(検定料)
英検2級を受験する場合の値段をパターン毎にまとめたものは、以下の通りとなります。
* 一次試験と二次試験の両方を「本会場」で受験する場合
* 全国47都道府県:8,400円(2021年度:9,700円)
* 海外(ロンドン):90ポンド
* 海外(ニューヨーク):110ドル
* 海外(ロサンゼルス):110ドル
* 海外(ホノルル):110ドル
* 一次試験を「準会場」二次試験を「本会場」で受験する場合
* 6,400円(2021年度:6,500円)
* 一次試験と二次試験の両方を「準会場」で受験する場合
* 6,000円(2021年度:6,100円)
* 一次試験を「本会場」二次試験を「準会場」で受験する場合
* 8,000円(2021年度:9,300円)
* 英検S-CBTで受験する場合
* 9,000円(2021年度:9,200円)
英検準2級の値段(検定料)
英検準2級を受験する場合の値段をパターン毎にまとめたものは、以下の通りとなります。
* 一次試験と二次試験の両方を「本会場」で受験する場合
* 全国47都道府県:7,900円(2021年度:9,200円)
* 海外(ロンドン):80ポンド
* 海外(ニューヨーク):100ドル
* 海外(ロサンゼルス):100ドル
* 海外(ホノルル):100ドル
* 一次試験を「準会場」二次試験を「本会場」で受験する場合
* 5,700円(2021年度:5,800円)
* 一次試験と二次試験の両方を「準会場」で受験する場合
* 5,300円(2021年度:5,400円)
* 一次試験を「本会場」二次試験を「準会場」で受験する場合
* 7,500円(2021年度:8,800円)
* 英検S-CBTで受験する場合
* 8,500円(2021年度:8,700円)



英検2級、準2級共に値段(検定料)について、日本英語検定協会の下記発表を見ると、とってもわかりやすいです。ご確認ください。
日本英語検定協会による、2022年度の検定料のお知らせ(PDF)はこちら
まとめ
以上、英検2級と準2級の値段(検定料)【2022年度版】となります。どの様に受験をするかによって検定料は異なってくるので、しっかりと確認しましょう。
今回の記事は日本英語検定協会の公式サイトの内容を引用しながら、分かりやすく解説してきました。より詳しい情報を確認する際は下記の日本英語検定協会の公式サイトをご確認ください。
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