先生、もうすぐ英検2級の面接があります。どうしても合格したいんだけど面接で使える表現とかありませんか?
私も英検2級面接で使える表現を知りたいです。どのタイミングでどんな表現を言えば良いかも合わせて教えてくれると嬉しいな。
今回の記事はこの様なお悩みを解決します。特に「英検2級 面接 使える表現」と言ったキーワードで検索された方にはぴったりの記事となっております。時間をかけてじっくりと確認してください。
この記事を書いている人
2級、準2級対策専門のアルファ
2級、準2級対策専門のアルファです。ライティング対策を中心として一次試験を包括的に対策しています。
2級、準2級の対策情報を提供するだけではなく、お試し添削や無料添削サンプルの提供等も実施しています。
- 英検2級面接の概要が分かる
- 英検2級面接の試験時間、ある程度の合格率が分かる
- 英検2級面接の流れと、流れ別の使える表現が分かる
- 英検2級面接でやってはいけない事が分かる
- 英検2級面接の合格率を上げるための勉強方法が分かる
- 英検2級面接前のチェックリストが分かる
今回は「【英検2級】面接で使える表現を試験の流れに合わせて徹底解説!」というテーマで解説していきます。
英検2級の面接が迫っており、使える表現をまとめて覚えたい!少しでも合格可能性を上げたい!!という方は非常に多いのではないでしょうか。
英検2級の面接は覚えるべき表現をしっかりと覚え、流れを適切に把握し、落ち着いた気持ちで受験すれば合格率を上げる事ができます。一人でも多くの方が英検2級に合格できる様、細かく解説していきます。
無料の記事とは思えないほど、充実した記事となっております。是非とも「読んで納得する」だけではなく「口に出して練習する」事も意識いただければと思います。
英検2級 面接について
試験の難易度(面接ではなく英検2級全体として)
習得目標としては「大学入試レベル」「2級から海外留学」「履歴書で評価される」として英検公式サイトに掲載されています。
英検2級面接の審査領域
応答内容、発音、語い、文法、語法、情報量、積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度などの観点で評価されます。
受験者の面接に対する「姿勢」も大事という事を確認しましょう。
英検2級面接の試験時間
後述するバーチャル二次試験を活用し、7分という試験時間に事前に慣れておきましょう。実際に受験すると、7分という時間がとても短く感じると思います。
英検2級面接の試験内容
- 音読:60語程度のパッセージを読みます。
- パッセージについての質問:パッセージについて質問に回答します。
- イラストの展開説明:イラストの内容について説明します。
- 受験者自身の意見を問う質問:質問に対して自分の意見を解答します。
- 受験者事件の意見を問う質問その2:上記④と同じです。
英検2級面接の合格率
以前に公開していた合格率は約80%となっております。以前と比べて難易度が大きく向上しているというわけではないので、公開されていないとはいえおおよその合格率として約80%と考えても良いと思います。
約80%という高い合格率となっているのが英検2級面接です。この記事をしっかりと読みこみ、事前に学習を行えばさらに高い合格率も期待できると思います。
英検2級 面接で使える表現を流れ別に解説!
それぞれの流れと面接で使える表現
英検2級の面接について、流れを記載していきます。流れ別に使える表現も合わせて記載していますので何度も何度も読み返してください。
ここからの記載はとても重要です。「使える表現」について私がお手本をお見せします。面接委員とのやり取りをふまえて使える表現をご案内していきます。
流れその1.受験の準備
- 携帯電話は電源を切り、携帯電話収納ケースに入れ、首からぶら下げる
- 荷物はもったまま入室する
- 面接カードを必ず手に持つ
流れその2.入室
ここから「先生」がお手本をお見せします。「面接委員」とのやり取りをしっかりと確認していきましょう。流れ別に「使える表現」もまとめています。
May I come in?
Yes, please.
Hello.
- May I come in? (入室時に必ず伝えましょう。無言で入っていくのはだめです。)
流れその3.「面接カード」を渡す
自分が着席する前に必ず「面接カード」を手渡しましょう。とても重要なポイントです。
Hello. Can I have your card, please?
Sure. Here you are.
- Sure. Here you are.(面接カードを渡す時に必ず伝えましょう。無言で渡すのはだめです。)
流れその4.着席
Thank you. Please have a seat.
Thank you.
- Thank you.(着席する時に必ず伝えましょう。無言で着席するのはだめです。)
流れその5.氏名・級の確認、挨拶
My name is Satoshi Kiba. May I have your name, please?
My name is Yu Honda.
Ms. Honda, this is the grade 2 test, OK?
OK.
How are you today?
I’m fine. Thank you.
どれも基本的なやり取りであり「使える表現」はありませんが、しっかりとやり取りをしましょう。
流れその6.「問題カード」を受け取る
OK. Let’s start the test. Here’s your card.
Thank you.
流れその7.パッセージの黙読(時間は20秒)
黙読する時間は20秒間のみです。注意しましょう。
First, please reaad the passage silently for 20 seconds.
OK.
流れその8.パッセージの音読
必ず英語のタイトルから読み始めましょう。早口にならない様に丁寧に音読する事を心掛けると良いです。
All right. Now, please read it aloud.
流れその9.パッセージについての質問(No.1)
Now, I’ll ask you for questions.
ここからは面接委員に質問された事について答えていきます。
- By …ing (この質問では、howやwhyといった質問が多いです。howという質問が来た場合は「~する事によって」というBy …ingを使っていきましょう)
- Because(whyという質問の場合はBecauseをつかって理由を答えましょう。)
- No.1の質問については「1文」で答えましょう。回答時間の目安は約8秒程となります。
流れその10.No.2の考慮時間(時間は20秒)
時間は20秒のみとなります。注意しましょう。
流れその11.イラストの展開説明(No.2)
必ず「言い出しの文」から始めましょう。
- was doing …(この問題はone day,という記載から始まります。過去進行形を上手に使っていきましょう)
- later(問題文にlaterという記載が含まれている事が多いです。そのまま使っていきましょう)
- A said to B(AはBに~といったという表現がとても使えます)
特にA was thinking、A was talkingといった過去進行形は使えるので、積極的に使っていきましょう。
- No.2の回答時間の目安は約45秒程となります。
流れその12.「問題カードを裏返す」
Now, Ms Honda, please turn over the card and put it down.
流れその13.受験者自身の意見を問う質問 (No. 3)
- I agree. (必須表現です。)
- I disagree.(必須表現です。)※自分の意見に合わせてAgreeかDisagreeのどちらか一方を使いましょう。
- It is 形容詞 to 動詞の原形. (~する事は~ですという意見を簡単に言えます。)
- 動名詞 is more 形容詞. (~の方が~ですという表現を簡単に言えます。)
- 動名詞 is good for … (~は良いですという表現に使えます)
- 動名詞 is bad/not good for … (~は良くないですという表現に使えます)
- These days, (最近、という表現に使えます)
- No.3の回答時間の目安は約12秒程となります。「3文」程にまとめて簡潔にこたえましょう。
流れその14.受験者自身の意見を問う質問 (No. 4)
- Thanks to … (~のおかげでという表現はとても使えます)
- … is becoming 形容詞. (~は~になりつつあるという表現もおすすめです)
- It makes our lives 形容詞. (~は私達の生活を~にするという表現はとても使いやすいです)
- if …, it is 形容詞 to 動詞の原形, (もし~なら、~する事は~ですといった表現に使えます)
- No.4の「理由」の回答時間の目安は約12秒程となります。「2文」程にまとめて簡潔にこたえましょう。
流れその15.「問題カード」を面接委員に返す
All right Ms Honda. This is the end of the test. Could I have the card back, please?
Here you are.
- Here you are.(カードを渡す時に必ず伝えましょう。無言で渡すのはだめです。)
流れその16.退室
控室に戻ったり、待機中の受験者と話してはいけません。注意しましょう。
その他、英検2級面接で使える表現
- Could you say that again? (聞き取れなかった時に使いましょう)
- Let me see. (言葉が出てこない時は絶対に使いましょう)
先生、細かく解説してくれてありがとう!使える表現を何度も練習して本番で実力を発揮したいと思います。
とても良い心掛けです。ここからは英検2級面接について補足をしていきます。
英検2級面接で出来ない事(好ましくない事)
- 日本語で会話する事
- 不自然な聞き返しをする事
- 繰り返し聞き返す事
- 質問に関して、ゆっくりと話してほしいなどのお願いをする事
- 内容や文の意味の確認などをする事
面接は英語でのみ実施されます。不自然な聞き返しや繰り返し聞き返す事は好ましくありません。
英検2級 面接の合格率を上げる為の勉強法
英検2級面接対策専門書籍を活用する
専門書籍でしっかりと学習をすると合格率の向上が期待できます。本ページに記載されている以外の面接で使える表現の習得にもつながるため、とてもおすすめです。
アルファは下記の一冊をおすすめしております。
バーチャル二次試験の活用
オンライン上で英検2級面接の流れ等を確認できるため、とてもおすすめです。事前に何回も取り組んでおくだけで面接の流れを把握できるため、試験本番で緊張してしまう可能性を抑える事ができます。
バーチャル二次試験からも英検2級面接で使える表現の学習ができると思います。
「読む」のではなく「話す」練習をする
特に「使える表現」については事前に何度も練習する事によって、自然と口から出てくる状態にしてから試験にのぞみましょう。
試験に挑む前のチェックリスト
- 面接に対する姿勢や表情、積極的にコミュニケーションを取ろうとする意欲や態度も評価の対象である事を理解しましたか。
- 英検2級面接の流れは理解しましたか。
- 英検2級面接の流れ別で、「使える表現」をしっかりと覚えましたか。
- バーチャル二次試験を何回も取り組みましたか。
- 専門書籍を活用して反復継続的に学習できましたか。
- 問題別の「ある程度の回答時間」は把握していますか。
まとめ
今回は「【英検2級】面接で使える表現を試験の流れに合わせて徹底解説!」というテーマで解説してきました。合格率が約80%程度とは考えられていますが、より合格可能性を高めるためにも今回の記事をご活用ください。